明けましておめでとうございます。凩です。

なんと半年ご無沙汰しておりました。
2020年はコロナコロナで大変な年でしたね。
今年はいい年でありたいですね。2倍楽しむ!!

さて、2021年、私の目標は、

1 つんどく状態の本たちを読み切る!
2 今まで読んだ本たちをもう一度読んで、売る!

です。

私が本を買いだした学生時代は、書斎に本棚いっぱいの本、机の上にも本、それらに囲まれて過ごす生活にあこがれていたものでしたが、
古い本は情報が古くなるし、時代を経ても残る「良書」以外、他の流行と同様忘れられていくものなのかな、と思うようになりました。

例えば、2020年以前の本にはコロナのことは書かれていないですよね。

だから、それをなつかしく思う一方、現在の常識で応用できる情報も少なくなっていくのだと思います。

それに、技術も進歩していきます。

以前、井沢元彦氏の本を読んだときに、マウス(パソコン周辺機器)のことを
誰も知らない最新技術のように表現されていたことがあって、発表当時から10年以上たってから読んだ私は思わず笑ってしまったものです。

さて、いつもいつも枕の多い凩節ですが、

紹介は2回目になります。高橋伸夫・井田仁康両先生の一般向け各国地理書です。

地理に疎い私も大いに勉強させていただきました。

最近私が興味を持っているのはインドネシアなんですが、
初版2012年の本書なので当然インドネシア首都移転計画は載っていません。

インドネシアは2019年にジョコ・ウィドド大統領がジャカルタからカリマンタン島に首都を移すことを正式表明しています。

理由は本書でも紹介されている通り、インドネシアはアルプス=ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯の接合部にあたり、「複雑な地形で火山や地震もも多く、地球上で最もとも不安定な地域」だからですね。
さらに、ジャカルタのあたりは地盤沈下の影響で将来は水没の危険もあるとのこと。大変です。

カリマンタン島はその点、比較的安定しています。
首都移転で世界人口4位のインドネシアがどう発展していくのか、興味深いです。